白岳伝承蔵とは

白岳伝承蔵からのメッセージMessage from HAKUTAKE DENSHOGURA

私たちの郷土であり、九州の小京都と呼ばれるほどの歴史と文化を誇る人吉エリアには、
「球磨焼酎」や「人吉温泉」、そして日本三大急流のひとつ「清流・球磨川」、
国宝「青井阿蘇神社」などの観光資源としての〝宝〟がたくさんあります。
また何より、このエリアを訪れるお客様に楽しんでもらうために、
心を込めたおもてなしを実践している〝人〟もたくさんいます。

そのような魅力あふれる人吉市に、
本格米焼酎であり、球磨焼酎のブランドでもある
「白岳」「しろ」を代表商品に持つ弊社では、
世界に誇れる球磨焼酎の魅力とともに、
その歴史的・文化的価値を全国の皆様にご紹介することを目的とした
球磨焼酎ミュージアム「白岳伝承蔵」を、
平成22年5月にオープンいたしました。

「球磨焼酎」は、高橋酒造創業の礎となった焼酎であり、400年の歴史を誇ります。
1995年に国税庁より「地理的表示の産地指定」を受け、
国際的にブランドが保護されている「産地呼称焼酎」のひとつでもあります。
「白岳伝承蔵」は、この「球磨焼酎」の歴史・文化・製造方法などを紹介したり、
無料試飲の実施、また弊社商品だけでなく他の蔵の「球磨焼酎」の販売等も行っており、
「球磨焼酎」全般を堪能できる観光施設です。

本格焼酎は日本酒と並び〝国酒〟と称される、日本の文化、歴史の産物であり、
その地域の〝宝物〟です。

責任者メッセージMessage from the general manager

この球磨焼酎ミュージアム白岳伝承蔵は、「白岳」「しろ」の魅力と共に、
弊社創業の礎となった世界に誇れるブランド「球磨焼酎」の歴史的・文化的価値を
全国の皆様にご紹介する事を目的としております。

「球磨焼酎」400年の歴史と人吉・球磨地域の魅力をお感じになりながら、
本格米焼酎の味わいを楽しんでいただければ幸いです。

今後も、数多くの皆さま方に米と水のみを主原料とした「球磨焼酎」の魅力を、
地域の魅力とともに発信していく所存です。

皆さまのご来館をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

球磨焼酎ミュージアム 白岳伝承蔵 丸山

見学案内についてField trip

  1. 白岳ホール


    まず、最初にご紹介するのは「白岳ホール」です。
    ここでは球磨焼酎の歴史や製造工程を映像で紹介します。 球磨焼酎のふるさと、こだわりの職人の想いをお伝えします。

  2. 展示コーナー


    続いて創業当時(明治から大正時代)の製造工程を、道具やパネルを使い説明する「展示コーナー」へ移動。
    昔ながらの球磨焼酎の造り方や道具のことを、順を追って学んでいきます。

  3. 白岳ギャラリー


    同ギャラリーでは、1983年から現在までのTVCMを集めた映像(約40分)の放映や代表的な大型ポスター、新聞広告の展示を行っています。
    また郷土作家や芸術家の作品も展示しております。

  4. 試飲・物販コーナー


    最後は当社商品8種類の試飲と球磨焼酎27蔵の商品やオリジナルグッズ、熊本特産品等を販売している「物販・試飲コーナー」です。伝承蔵でしか販売していない限定商品やグッズもあります。
    この見学案内の所要時間は約30分から40分。
    球磨焼酎の歴史・文化・伝統を学び、球磨焼酎の魅力を見て、味わいながら、楽しめる見学施設となっています。

伝承蔵所有希少アイテム紹介Rare item

白岳伝承蔵では、当時実際使用していたアイテムが数多く展示されております。
球磨焼酎の歴史を直に感じることが出来る空間をお楽しみ下さい。

兜釜蒸留器(かぶとがまじょうりゅうき)

兜釜蒸留器 大正時代まで使われていたもので、熟成した二次もろみを下の釜に入れて加熱します。
今でこそ、蒸留技術が進み、蒸留工程の時間も大幅に短縮されましたが、当時は一滴一滴、それこそダラダラと蒸留に時間がかかっておりました。その焼酎づくりに時間がかかる様から「ちんたら」と言葉ができたと言われています。
この「ちんたら」の語源にもなった兜釜蒸留器の秘密はぜひ、白岳伝承蔵で直接ご覧になってください。

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